上手に返済したいなら、リボ払いと追加返済を利用しよう!

すっかり耳馴染みのある言葉となった「リボ払い」。借入金額(利用額)に関わらず、毎月の返済額を段階的に設定することができ、「ちょっと使い過ぎてしまった」というようなときでも、翌月以降の返済に対する負担が大きくなることはありません。
リボ払い専用カードなどの登場で、クレジットカードの専売特許のようなイメージがありますが、リボ払いを行っているのはクレジットカードだけではありません。カードローンの返済も、リボ払い的な支払いを行うことが可能です。
モビットのホームページにある「返済シミュレーション」使って、その例を見てみましょう。50万円を一括で借り入れて、(一般的なクレジットカードのリボ払い設定に近い金額として)月1万5千円ずつの返済をしていく場合であれば、41ヶ月で完済できる計算となります(実質年率を12.0%として試算)。モビットの例をとってみると、母体である三菱東京UFJ銀行の口座を持つ人ならば、返済を自動引き落としによって行うことができ、より「リボ払い」に近い返済方法とすることが可能です。
ただしこれは、「一括で借り入れて、その後に追加の借入がない」と仮定した場合の数字です。3年以上(上記の41ヶ月)もの期間があれば、追加で借入が必要となることも容易に想像できます。また、返済額は同じであっても、返済が長引けば長引くほど、より多くの金利を支払う形になってしまいます。
そこで考えたいのが、追加返済という返済方法です。これは、上記のように「毎月1万5千円ずつ」というリボ払い的な返済をベースとして、余裕のあるとき(臨時収入のあった月、支出が少なかった月)には、少しでも多めの金額を返済するという考え方です。多めに返済した分は、元金に充当されるため、残高にかかる金利を少しでも安くすることができます。
追加返済を行うためには、特に手続きなどは必要ありません。通常の返済時に多めの金額を入金する、もしくはひと月の間に複数回返済することで、追加の返済を行った形になります。
金額によって返済額や期間は大きく変わりますが、長期の返済期間が必要となる場合には、それなりの工夫が必要と考えた方が良いでしょう。自身の環境(収入や勤務先など)の変化を想定し、目安としては返済が1年以上に渡る場合、期間を少しでも短くするように心がけることが、上手なカードローンとの付き合い方で重要になってくるのです。

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