端数返済で借入金を管理しやすくしよう

キャッシングなどお金を借りて返済をする場合、利息も併せて支払います。返済額は数千円から数万円ですが、この利息が加算されると端数が生じます。口座引落しで返済しているのなら問題ありません。しかしATMで返しているとこの端数がちょっと厄介なんですね。なぜならほとんどのATMでは千円単位での返済しかできない(硬貨が使えない)ため、千円以下の端数が返せないのです。通常の返済期間中であれば特に意識する必要はありませんが、一括の繰り上げ返済をしたいとか、最後の返済の際にどうしても残ってしまいます。
会社によってこの端数の考え方が異なっていて、A社は端数を無利息残高として扱います。利息は掛からず、返済期限がないので一見放っておいてもいい感じです。ところが放置しておくと完済されていないわけですから、信用情報上クリアされないことがあります。その状態で住宅ローンを借りようと審査を受ければ不利になる可能性があるため注意してください。B社ではATMが小銭対応をしており、きっちりお釣りが出て完済できるとのことです。C社においては、窓口か振込みをする必要があるようです。振込みの場合は手数料が端数額より高くなることも考えられ、損になりますね。
端数の処理は手間が掛かるので、できることならば返済は口座から引き落としてもらいましょう。都度ATMに行く手間が省けて返し忘れることもないので便利です。まして最後に残った端数も引き落としてくれるから余計な心配をしなくてすみますね。
なお、一括返済をする場合は、残金の確認をしてから口座に振り込むようにすれば端数も余すことなく返済ができます。

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